賃貸では家賃が勿体ないからマイホームが欲しい、マイホームは将来資産になると聞いて購入検討したいと思っている方は多くいると思います。
マイホーム購入で後悔しないため、最初に考えるべきポイント3つをご紹介します。
私は2年前に念願だったマイホーム(分譲マンション)を購入しました。最初は「自分の家が欲しい!マンションを買いたい!」という思いでした。購入を検討するにつれて、自分の資産状況、購入したい理由、理想の暮らしが明確になっていないと、希望物件を探せず時間も手間もかかります。購入後に後悔しないか漠然とした不安もありました。
今は、念願のマイホームで、後悔せずに自分が満足できる暮らしをできています。
そこで今回は、「マイホーム購入で最初に考えるべきポイント3つ」について詳しく解説します。
マイホーム購入で最初に考えるべきポイント3つ
- マイホームは資産ではなく「負債」という認識を持とう
- なぜマイホームを購入するのか理由を明確にしよう
- どんな暮らしがしたいか具体的に挙げよう
順番に解説していきます。
マイホームは資産ではなく「負債」という認識を持とう
「マイホームは資産になります」という宣伝文句をよく聞きますが、ほとんどの人がマイホームは「負債」になるという認識でいた方が良いです。
理由は、家は時間が経つと劣化し価値が下がるのが通常だからです。時間が経って「資産」となる家はごく僅かであり、資産になる家を見つけ出すこと、さらにタイミング良く購入するのは大変難しいからです。
また、多くの人はマイホーム購入時に住宅ローンを組むことになりますが、住宅ローンであっても借金をするのに変わりありません。つまり負債を負うということです。なぜか住宅ローンは借金ではないという人も見受けられますが、借金以外の何でもありません。
資産だと思って購入し実際売りに出すことになった時に購入時よりも価格が下がってしまった、住宅ローンの返済が厳しく家計がやりくりできなくなってしまった、などはよく聞く話です。
不動産屋の宣伝文句に惑わされず、マイホームは負債という認識を持ちましょう。
なぜマイホームを購入するのか理由を明確にしよう
マイホームは負債だが、それでもマイホームを購入する理由は何か?賃貸よりもグレードの高い部屋に住みたい、子どもやペットのために広い家でのびのび暮らしたいなど、理由は人それぞれあるかと思います。負債であってもマイホームを購入する理由を明確にすることが大切です。
実際、マイホームで得られる豊かな生活に価値を感じる人は多くいます。私自身もその一人です。先に述べたような「マイホームは資産になるから」など他人の言葉を鵜呑みにして購入すると、もし異なっていた時に後悔します。自ら考え、マイホームを購入する理由を明確にしましょう。
どんな暮らしがしたいかを具体的に挙げよう
ただ漠然と「マイホームがほしい」「豊かな暮らしがしたい」というだけでは、物件探しに時間がかかります。購入後に「やっぱりこういう家がよかったなあ」と後悔にも繋がります。
金額が大きくそう簡単には住み替えられないのがマイホームです。どんな暮らしがしたいかを具体的にして物件を探しましょう。その際、理想の暮らしを具体的に挙げ、その中から優先順位を決めましょう。
例)眺望が良く開放感がある部屋で過ごしたい
マイホーム購入後、「ここはこだわっており気に入っている」「こうしたかったけどこういう理由でこの条件は優先度を下げた」と、納得感を得られます。すべての条件をクリアできる物件はおそらく存在しませんが、自分がこれを選んだという理由と納得感があれば、後悔しないマイホームになります。
まとめ
後悔しないためマイホーム購入で最初に考えるべきポイント3つ
- マイホームは資産ではなく「負債」という認識を持とう
資産となるマイホームはごく一部のみ。家は時間が経つにつれ劣化します。住宅ローンは借金です。 - なぜマイホームを購入するのか理由を明確にしよう
それでもマイホームを購入したい理由が明確にないと、購入後に後戻りできず後悔する可能性が高いです。 - どんな暮らしがしたいか具体的に挙げよう
自分がこれを選んだという理由と納得感があれば、後悔しないマイホームになります。
以上、マイホーム購入で最初に考えるべきポイント3つをご紹介しました。
大きな買い物、後悔のない選択をできるよう願っています!
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